学歴もスキルもない人の転職!キャリア選択で知っておきたい「3つの戦略」
こんにちは、もものすけです。
今回は『学歴なし・スキルなしからの転職』についてご紹介します。
さて、早速ですが、転職の真の目的とは一体なんでしょうか?
年収をあげたい、スキルを獲得したい、現在の職種が合わなかったり、人間関係がうまくいかないなど人によって様々です。
それらに共通する転職の最終目的は
「自分の能力を発揮し自分を表現できる舞台(居場所)を手にいれること」
ではないでしょうか。
あなたの人生は間違いなくあなたのものであり、もちろん主役はあなたです。
最近では、自分に酔った強者の理論が飛び交っています。
学歴もスキルもない人間や一度道を踏み外した人間が、舞台(居場所)を手に入れることは、とてつもなく難しい目標です。
しかし、落胆しないでください。
これからの日本は大きく変化していきます。まず、学歴自体が持つ価値は徐々にですが落ちてきています。学歴社会は今後も当然続きますが、より実力主義に傾いていくと見られます。何ができるかが大変重要です。また、多くの業種で人材難は深刻になってきています。もうしばらくすれば、単純労働やコンピューター関係の一部の「手に職系」の職種はなどはAIに淘汰される可能性がありますが、生き残っていく職種もこれから伸びていく職種も必ずありますし、そのチャンスをつかむための時間もまだあります。
では、転職でチャンスをつかむためにはどういった点に気をつけなければならないのか?について紹介していきたいと思います。
中小零細のチャンスを狙え!【学歴なしスキルなしの転職戦略】
言うまでもなく、あなたにはチャンスが必要です。
しかし、学歴もスキルも無く、実力一本で成り上がって行こうとする人にとっては、企業の規模が大きくなればなるほど不利な環境が多くなります。
チャンスは高学歴エリートからより多く与えられ、学歴もスキルもない人間に、能力を示すチャンスが与えられることはなく、違いを作ってはいけない単純作業や徹底的にマニュアル化された業務を任されます。
これは仕方ないことです。
しかし、学歴やスキルといった武器を持たない人にとって仕事で違いを生み出せる可能性の低い職につくことは停滞を意味します。
仕事の差別化についてはこちらの記事でまとめていますのでご覧ください。
だから、学歴もスキルも無い弱者には、弱者なりの視点で選択しなければならないのです。
最近よく目にするようになった転職や起業を盛んに促す言葉を深く考えずに鵜呑みにすることなく、自分の軸で判断し一歩を踏み出してほしいと思います。
私を含めて、他人の意見で人生を動かしてはいけない。
はっきりとした意志を持って転職や起業をしよう!
目先の給料を条件から外すべし!【学歴なしスキルなしの転職戦略】
間違いなく給料は働くうえで重要な条件のひとつです。
給料は個人や能力の市場価値が強く影響します。(※但し、必ずしもそうではありません。不当に低い賃金で搾取される場合もあります。)
しかし、求人で提示されている金額は決してあなたを評価しているわけではなく、その職種の市場価値が提示されているだけなのです。
ですから、最初に提示されている目先の給料にとらわれすぎず、将来的にあなたを評価しステップアップしていく土台がある会社かどうかが重要になります。
私の場合、現在の会社で最初の3年間は年収180万円でしたが、苦節15年かかりましたが、その10倍を超えました。
ベンチャー企業などのまだまだ事業規模の小さい会社では、給料だけで見れば見劣りすることろがあると思いますが、採用されれば多くの経験を積める可能性は十分にあります。
また、それとは逆にまったく伸びていない業種や一見衰退しているような会社や業界でも、良い経験を積める可能性も実はあります。
実際に低迷からV字復活した企業は数多く存在します。
例えば、これは大手企業の話になってしまいますが、大阪にあるUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)などは見事な復活劇です。
学歴もスキルも無く、こういった大手企業の変革に携わることは無理な話ですが、中小零細企業であればチャンスがあるはずです。
私の現在の会社も入社当初は、仕事の考え方からやり方まで昭和初期のままのようでした。私は書物や他業種で仕事をしている知人や友人から、先進企業のやり方や他業種の成功例を学び、取り入れていくことで数多くの成果を上げることができました。
技術の習得や能力を向上できるチャンスのある会社を選択しよう!
チャンスを手にするために必要な「信用」と「信頼」についてはこちらの記事でまとめていますのでご覧ください。
「運命の仕事」なんて結果論だ!【学歴なしスキルなしの転職戦略】
ロマンチストにはつらい現実ですが、運命は結果論です。
私自身、転職を繰り返していた時は、まるでシンデレラのように「運命の仕事」や「運命のメンター」との出会いを探していました。笑
「天職に巡り会えさえすれば俺は凄い力を発揮するはずだ!」
「俺はもっとやりがいのある高いレベルの仕事をしたいんだ!」
「いい上司がいない。いい師匠に当たれば俺は一気に能力を開花できる!」
いやー、いいですねー!ツッコミどころ満載です。笑
しかし、当時の私は笑いごとではなく本当に苦しんでいました。
こんなはずじゃなかった。どうすればいいんだ。
夜中になれば、暗い部屋の中で涙を流しました。
運命の仕事なんてありません!
成功した結果、これは運命だよねと言っているだけです。
例えば、野球のスーパースターであるイチロー選手ですが、おそらくは何をやっていても一流だったであろうと思われます。あれだけの運動神経と動体視力、そして探求心とストイックさがあれば疑いのないところでしょう。
ですから、イチロー選手にとって野球が運命だったのではなく、イチロー選手のやったことが運命なのです。
これは皆さんにとっても同じ事が言えます。
あなたのやることが運命なのです!
運命はあなたの手の中にあります。
苦手分野でさえなければ挑戦する価値はあると思います。
挑戦してみれば、自分でも知らなかった新しい一面を発見できるかもしれない!
ま・と・め
・転職の目的は、能力を発揮し表現できる舞台を手にいれよう!
・事業規模ではなく、違いを生み出せる自由度の高い職種を選ぼう!
・目先の給料ではなく、成長を取ろう!
・運命の出会いを待つな!運命はつかみとれ!
自分の軸で判断し、はっきりとした意志を持って転職を決断しましょう!
皆さまのご活躍を心から祈っています。
では、また!
《もものすけ》
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