仕事を差別化せよ!下克上をおこすための【基本的な4つの鉄則】
現代のほとんどの仕事はマニュアル化されていて、おそらく自由度は相当低いのではないかと思います。しかし、私のような学歴無し・スキル無しの丸腰状態で社会人になってしまった人間であれば、なおさら与えられた仕事を言われた通りにこなすだけでは、丸腰のままベテランになって終わりです。
もし立派な学歴やスキルがあったとしても同様ですよね。
しかもマニュアル化された業務はAIの得意分野ですので真っ先に失職してしまうかもしれません。
それに、マニュアル化の怖いところは思考停止に陥りやすいというところです。
ですから、常日頃から差別化を意識していないと、あなたは会社の操り人形となり時間だけが過ぎ去ってしまうことになります。
もはや問答無用ですよね。さっそく差別化の基礎の部分になりますが確認しておきましょう。
今回、あなたの仕事に違いを生み出すために必要不可欠なポイントを4つに絞りましたので、ご紹介していきたいと思います!
- 関わる全ての仕事をシンプルに 【差別化その1】
- 仕事は努力を評価されたら終わり! 【差別化その2】
- プロの仕事術 お笑い芸人の視点を獲得すべし! 【差別化その3】
- 毎日少しずつでも仕事をアップデートしていこう 【差別化その4】
- まとめ
関わる全ての仕事をシンプルに 【差別化その1】
まず今回は長時間はたらくという発想は捨てて考えていきましょう。
限られた時間の中でどれだけの時間を創造的な時間にまわせるかが大変重要なポイントとなります。
そのために最初にやるべきことは、時間の単純化です。
つまり、まずは仕事の全てをシンプルにするという視点で見つめ直してください。
頭デッカチな会社ほど無駄な業務は多く存在しているはずです。
そしてよくありがちなのが、ミスを防ぐためだけに存在する業務です。
例えば
失敗する → 上司に報告 → 原因追求 → 対策を考える → ひと手間増えた改善策ができる → 部下忙しくなる → 失敗する → 上司に報告する → ・・・・・
って仕事増やしてどうするよ!!
これが大なり小なり意外にあるんです。
建前で仕事をすると次から次へと増えていってしまいます。
ミスに対する改善策も最もシンプルな策がベストです。
また、アプローチは違いますが「選択と集中」も同義です。
経営資源を集中させて経営を効率化していく場合などによく使われるフレーズですが、これは個人の業務レベルであっても考え方は同じです。
ついついマニュアルでやってしまっている業務について、一度何のための業務なのか目的をよく観察してみてください。
惰性で続いてきたものが見つかるかもしれません。
「単純化」や「選択と集中」を実行する上での注意点もあります。
まず「単純化」については、その業務に充分に精通していないとできません。ですから、しっかりと経験を積み判断力を養ってください。
次に、「選択と集中」について、これは最近よく耳にするフレーズとなりましたが、実際のところ大変危険な技になります。やらない事を決め、資源を集中的に落とし込むことになりますが、この選択を誤ると致命的です。遊びや無駄がない分簡単に折れてしまいます。また、長期的視野からしても取り返しのつかないことになる場合も考えられます。こちらもしっかりと経験を積むことが大変重要です。
目的を明確にし、シンプルに仕事しよう!
仕事は努力を評価されたら終わり! 【差別化その2】
会社や上司に対して、「こんなに頑張っているのに、なんで評価しないんだ!」と思い始めたら黄色信号です!
気持ちはものすごくわかります。痛いほどわかります。
しかし、もしあなたが出世しようと考えているのであれば、この感情は大変危険なサインです。残念ですが間違いなくあなたをプロとは言えません。
それに、ずっとそういうグチを言っているようではあなたもあなたの周りも不幸です。ですから、もしそういった感情があれば早めに解決しなければなりません。
さて、このサイトは『下克上出世』といって、やや物々しい名前がついていますが、逆転出世を目指していく方々を応援しています。物々しい名前のとおり、下克上出世は虎視眈々と狙わなければ達成しません。簡単ではありません。プロである必要があります。であれば、努力や経験年数を評価してもらおうとしたり、逆に評価されていてもいけません。
プロ野球でもプロサッカーでも構いませんが、努力や経験年数で評価するようになれば、頑張り屋さんとおじいちゃんの混合チームになってしまいます。
木に例えるなら、努力は根であり幹です。大きな木になるためには大変重要な要素です。そして、学びは太陽です。努力を続けて大木になれば自然と太陽の光を浴びるでしょう。雨が降ることも風が吹くこともあります。
努力をすれば、必ず花が咲き果実ができるとは言いませんが、努力を継続したあなたの素晴らしい向上心は、きっと新しい視野をあなたにもたらすでしょう。
努力を美化せずに結果にこだわろう!
プロの仕事術 お笑い芸人の視点を獲得すべし! 【差別化その3】
『差別化=視点の違い』です。
目に見えるものだけでなく、問題解決のアプローチの角度も視点と言えます。
話はそれますが、皆さんお笑いはお好きでしょうか?
私は昔から大好きで子供のころは人を笑わせることばっかり考えていました。中学卒業の学校の文集には、なんでもランキングで『面白い人』と『何を考えているかわからない人』の2冠を達成しました。後者の方をポジティブに受け止めることができるようになったのはごく最近のことです。笑
芸人さん達のエピソードトークなどを聞いていると、よくそんなに面白い状況に遭遇するよなーと感心するところですが、実際は私たちとほとんど変わらない環境にいるのではないでしょうか。
同じ環境にいても人によって感じることはそれぞれ違うと思いますが、たとえ私たちと同じ環境にいても、芸人さんは面白いことを思いつき、音楽家は新しい曲が頭に浮かび、実業家は新しいビジネスのヒントを得ているのではないでしょうか。
しかし、何もひらめかなくても全く問題ありません。意識をしているだけで十分に効果はあります。他人のひらめきを自分のビジネスに当てはめてみればいいのです。異業種のヒットや取り組みなどの動向にアンテナを張ることで多角的な視野を手に入れることができます。
毎日少しずつでも仕事をアップデートしていこう 【差別化その4】
ひとつひとつの変化に効果は必要ありません。
デスクの上の物の置き場所を変えてみるのもいいし、デスクトップのアイコンの位置や数を変えてもいい。電話をしょっちゅうかけてくる人にLINEやMAILで連絡してほしいとお願いするもよし、お昼休みに新しい習慣をとりいれるのもいいでしょう。とにかく何でもOKです。あいさつの声を大きくしたり、はたまた小さくしてみたり。
いい結果がでることもあれば、悪い結果や何も変わらないこともあります。
毎日できなくてもいいです。毎週でも結構です。
とにかく、変化を続けてください。
向上心のあるあなたが小さな変化を続けさえすれば、必ずあなたにとっての最適解が残りますので1年後には大きく環境が改善されているはずです。
まとめ
・常日頃から差別化を意識しよう!
・創造的な時間を確保しよう!
・目的を明確にし、シンプルに仕事しよう!
・努力を美化せずに結果にこだわろう!
・ネタはいつも私たちの周りにある!
・小さな変化を続けよう!
完璧を目指さずに続けてみてください!
では、また!
《もものすけ》
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