すきゅん君スキュンな仕事塾

学歴なしスキルなしからの下克上出世を目指す逆転戦略を大真面目に語ります

部活が仕事で役に立つかどうか?なんて気にせんでよかよ

今週のお題「部活」

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こんにちは

トロンボーンを愛し、そして愛されなかった男!もものすけでございます。

 

今回は「部活が将来役に立つか?」というテーマでお届けしますが、

そんなこと考えてやる部活はツマラナイだろーよが答えです。

 

小学生の頃は運動が得意で剣道を習っていましたが、自分で言うのもなんですがハイパー強い少年剣士でした。個人団体ともに県の選抜に入り日本武道館にも行きました。

そんなんでしたから、中学に入ったらそのまま剣道部に入るのだろうと先生も先輩も友達もみんなが当然のように思っていました。

 

しかし私は吹奏楽部に入ったのです。

 

とにかく中学の剣道部の顧問の先生がめちゃめちゃ嫌い。

 

ご紹介します。

 【その剣道の先生の属性】

容姿:ポマードリーゼント+筋肉

タイプ:攻撃タイプ(暴力あり)今なら新聞に載るはずだけどその後校長にまでなってた

特技:朝練、昼練、部活、夜練の部活漬け

 

剣道が強くなればなるほど地獄への片道切符を持たされたような絶望感。

小学生の頃から教えに来るし試合見に来るしで・・・

強くなってしまうやろがい!!

 

「ぜっっっったいに小学で剣道は辞める。」

「辞めるには大義がいるがどうしたらいいんだ?」

 

出した答えが、「一番遠くへ逃げよう!」

 

正直なところ私はバスケがしたかった。

でも運動部は近すぎる。必ずアイツは追ってくる!

 

一番遠いところ、それは女子の多い文化部じゃー!!

 

 

「先生!俺、音楽がしたいです!!!」

 

私が吹奏部に入った時のあのどよめきは、トランプ大統領の相撲観戦のどよめきを超えていた。(体感なので個人差があります)

 

このAを辞めたい一心で、「俺、Bが好きです!」って元気に言っちゃうところは社会に出て今のところマイナスの経験でしかない。

 

で、辞めれたんですよ!!

 

しかし、私は別の地獄に足を踏み入れたのはまだ知る由もなかったのです。

 

吹奏楽部ってめちゃ厳しいんですよ。

しかも楽譜も見たことないし音楽に関わったこともなければ、なんなら興味もない。

 

ただ、体育会系でやってきた人間が女子だらけの中で楽譜とにらめっこして、場違い感が半端なかったにも関わらず、みんな親切に教えてくれて本当に感謝です。突然ですがここで保身のために感謝申し上げます。(嘘です本当に思ってます)

 

私はついに最後のコンクールに挑むことになりました。

うちの吹奏楽部は顧問の先生が生徒に何でもやらせるタイプでしたので、コンクールにどの曲で勝負するかも生徒たちの会議で決めることになっていました。

 

課題曲の選定がなかなか決まらずにいました。

 

「スプリングマーチ」か「アップルマーチ」

 

みんなで何度も曲を聞き返してはそれぞれ意見をぶつけます。

 

私は3年になっていましたが、みんなが何を言っているのかさえ分からなかった。

 

どっちが簡単な曲かさえも分からん!

 

会議は割れたままで時間だけすぎました。

 

両軍一歩も譲らずという状況。

そこで、まだ一言も発言していない(発言できない)私に先生が興味を持ってしまった。

 

『君は「スプリングマーチ」「アップルマーチ」を聴いてみてどう思った?』

 

全員の視線が私に集まった。

 

ヤバい!俺で決めようというのか!?専門的なこと求められても何も分からんぞ!

 

私は楽譜を見比べるフリをした。

 

そして言った。

 

 

「アップルマーチの方がフルーティですね」

 

 

その年はアップルマーチでコンクールに行き、そして惨敗した。

 

 

私の甘酸っぱい思い出。

 

でもちょっとだけ苦味あるね。やっぱり。

 

《もものすけ》でした。

 

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